スマートフォンを使った拡張現実オンラインゲーム「Ingress」の拠点となるポータルは、
ユーザーが自分で発見、作成することができます。その手段が「ポータル申請」です。
このブログではポータル申請について、自分なりに感じた方法やコツを書いてみたいと思います。

This is an unofficial guide for Ingress Portal Submission. Sorry, Japanese only.

ご挨拶:ポータル申請をしよう!

はじめまして。Ingressやってますか?

おそらくこのブログに興味をもたれた方は、既にプレイしておられて、かつある程度ハマった方なのだろうと想像しています。

そうではなく「Ingress?何?」という方もおられるかもしれませんね。気になる方はこちらをご覧ください↓


痩せるVRゲーム「Ingress」とは? | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 

日本でもiOS版が登場を機に爆発的に人気が出まして、プレイヤーも増加の一途をたどっています。

上記のように「痩せる」などのダイエット効果をうたい文句にしている記事も多く見かけるようになりました。

実際私も、大きく痩せるところまでは行きませんでしたが、歩き回ることで下肢の筋肉がついて基礎代謝が上がったのを実感しています。

ゲームを通じて楽しみながら痩せられる、こんな良いことはない!人気が出るのもうなずけますね。

 

興味をもたれた方は以下のページも参考にされると良いと思います。

Ingressを様々な切り口から紹介した記事がまとめられていておススメです。


[まとめ] Ingress(イングレス)を始めて10日の初心者が参考にしたページ | MasaLog

 

とはいえいいこと尽くめというわけでもありません。Ingressをプレイしていると、自分がいつ、どこにいたかという情報が全プレイヤーに伝わることになります。

自分の生活圏でプレイすることでプライバシーが漏れることなどが気になる方は、あまり深入りしない方がよいかと思います。

いちおう自衛手段なども記事になっていますので、ご一読ください。


Ingress(イングレス)を始めたい女性のための安全な開始方法 | しゅうまいの256倍ブログ neophilia++

 

 で、おまえ誰なの、という

さて、ここからは Ingress をある程度プレイしていて理解している前提で書かせていただきます。

 

私は、エージェント(AG)名 tacosx という名前で、関東圏を拠点としてプレイしている者です。所属は Resistance、いわゆる「青組」です。

 プレイを始めたのが2013年10月末のこと。みるみるハマり、周りから「廃人」と呼ばれるような活動を繰り返した結果、開始からちょうど1年ほど経った11月の初頭に、レベル15に昇格することができました。

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2014年12月1日0時頃のstatsです。2周年記念で配布された Innovator メダルに頼らずL15になれたのがチョット自慢なので敢えて掲載。

ていうかstats晒してハクつけた方が今後の記事の説得力も増すかなー、とか計算してます。キタナイ大人でスイマセン。

 

2014年12月1日現在の Portals Discovered、すなわち自分が申請して出来上がったポータルの数は520。Seerプラチナの要件 500 個をクリアし、メダルを獲得することで僕はレベルアップできました。

で、皆さんからお祝いのコメントをいただく中で「Seerのコツを記事にしてくれないか」という要望をいただいたんですね。それで調子に乗って、このブログを開設してしまいました。

ブログのテーマを「ポータル申請」に絞ったので、おそらく記事は数回で書くことがなくなると思いますが、できるだけ永久保存版として愛用いただけるよう努力しますので、どうぞお付き合いくださいますと幸いです。

 

なお、このブログ開設にあたり、自分のポータル申請状況(結果が出たもののみ)をGoogleスプレッドシートに記録し、公開してみました。

ポータル Live(申請が受理された)のほか、Reject(却下)された記録も敢えて載せています。今後も結果が出たら随時更新していこうと思っています。

これを見ていただくだけでも、ある程度の傾向と対策としてご活用いただけるのではないかと思っています。

tacosxポータル申請状況一覧 - Google スプレッドシート

 

そしてポータル申請のススメ

みんながInnovatorメダル獲得を頑張っていた11月上旬頃、周囲の高レベルエージェントさんのstatsを見ていて気づいたんですが、どうも僕のレベルアップ状況は特殊なようです。

多くの人が Hacker, Builder, Mind Controller といった、既存ポータルに対するアクションの繰り返しでメダルを獲得しようとしているのに対し、僕のように Seer で上がった人というのは見かけておりません*1

 

多くのポータル申請をして、実際に生やしてきた*2方々のことを皆は「ポータル職人」と呼びます。

もちろん僕より Portals Discovered が多い、中には数倍のポータルを作ってきたエージェントさんもいらっしゃいます。そうした巨匠たちを差し置いて恐縮ですが、私もポータル職人のはしくれとして、なんでポータル申請に夢中になったのかをお話しさせていただきます。

 

自分は、プレー開始当初から Unique Portals Visited(略してUPV)、すなわち各地のポータルをどれだけ広く回ったかという数値にこだわってきました。

プレイヤーレベルが8で打ち止めで、メダルは単なる飾りでしかなかった頃から「Explorerプラチナを目指す」を公言してきた、自称「バカExplorer」です。

ただ、プレイ開始当初、自分の活動エリアはポータルが数えるほどしかありませんでした。UPVを稼ぐには遠征しかない。

しかし周囲を見回すと神社仏閣や公園など、 ポータルになっていてもおかしくないものがいっぱいある。

これらをみんなポータルにしてハックすればUPVが増えるじゃないか!…実は僕のポータル申請の原点はそんな動機にあります。

 

特に都市部で最近Ingressを始められた方にとっては、周囲にポータルがないという状況は想像がつかないかもしれないですし、実際にそのような状況に直面したら絶望するかもしれません。

けれど、僕にはむしろそれが歓迎すべき状況だったのですね*3。実際、性に合っていたのだと思います。

もともと街中の変テコなものを見つけるのが好きでした。古くはタモリ倶楽部の1コーナー「東京トワイライトゾーン」や「超芸術トマソン」とか好きでしたし、今もGoogle+ の「変なもの大集合」というコミュニティに所属させていただき、たまに投稿させていただいております。

【変なもの大集合】(Original Photo Only) - コミュニティ - Google+

あと、コンピューターゲームRPGなんかでも隠れフィーチャーを探すのが好きでした。ドラクエなら全ての壺を割ってみないと気が済まない。ゼルダ64では黄金のスタルチュラをコンプリートしてしまう。みたいな。

何というか、みんなが見つけられなかったものを自分が見つけてしまった。そんな時に脳汁(?)が出る感覚があるんですよね。気分は「お宝発見!」です。

そうした体験に共感いただける方は、きっとポータル職人の素質があると思います。ぜひ、「ポータルのないところで活動するIngress」の世界へ足を踏み入れ、その醍醐味を味わっていただければと願っております。

 

今回のまとめ

  • Ingress は最近注目されている拡張現実オンラインゲームです
  • このブログはIngressにどっぷりハマった廃人が「ポータル申請」について語ります
  • 街中の探索、隠れフィーチャーを探すのが好きな人は「ポータル職人」に向いています

 

次回予告

まずはポータル申請の手順など、基本的なところから書いていこうと思います。

「そんなの知ってるよ!」という方はスイマセン、もうちょっとの間辛抱強くお付き合いくださいませ。

 

*1:Seer仲間がいらっしゃったら是非お友達になりたいです。ご連絡お待ちしております(笑)

*2:ポータルを新たに作ることを「生やす」と呼びます

*3:当時は今よりはるかに早く審査結果が出ていました。半年待ちとか言われたら僕も絶望してたかも。